
なんてスピリチュアルなタイトルなんでしょう…!(笑)
日本では「スピリチュアル」というと、
引き寄せの法則とか、ポジティブ思考、オーラ、ヒーリング…そんなキーワードが思い浮かぶでしょうか。
とりあえず「怪しい」「ふわふわしてる」と感じる人もいるでしょうし、
現実と切り離されたような危うさを感じた経験のある方も、いるかもしれません。
でも実は、「スピリチュアリティ」は医学や心理学の世界でもきちんと扱われていて、
WHO(世界保健機関)による健康の定義にも、
“スピリチュアル・ヘルス”という概念が議論されています。(正式採用には至っていません)
特にガン患者様のターミナルケアの分野において、
「死という現実を前にした、自己の存在と意味の消滅への苦痛」という意味で、
スピリチュアルペインという概念が、日本でも盛んに議論されるようになりました。
自分は一体何者であって、何のために存在しているのか?
自分はどこから来て、どこへ行くのか?
これらの問いに答えようとするのが、宗教や哲学という営みですが、
聖書が言うところの、スピリチュアル・ヘルスとは、
「創造主である神との間に、わだかまりのない、インタラクティブなつながりが成立している状態」
を指します。(ローマ5章やエペソ書2章参照)
このつながりは、人間側の努力や霊的な鍛錬では実現できません。
聖書ははっきりと、「その和解は、イエス・キリストを通してのみ与えられる」と語っています。
イエス様曰く、
わたしが道であり、真理であり、いのちです。
――ヨハネ14:6
わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。
――ヨハネ11:25
この“実存”であるイエス様を、自分の心の真ん中に迎えること。
それによって、本当のスピリチュアリティは開花し始めます。
「でも、そんな急に“心の真ん中に迎える”とか言われても…」
そう思う方も、きっといるでしょう。
わたしはいつも、こう答えます。
まず、祈ってみてください。
難しく考えなくて大丈夫です。
こんなふうに、そっと呼びかけてみてください。
「イエス様、もしあなたが本当にいるなら、わたしにも分かるようにしてください。」
それだけで充分です。
神様を求める祈りは、必ず聞かれます。
わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答える。
――エレミヤ書33:3
キリスト教に入らなくてもいい。
宗教に所属する必要もありません。
でも――
今も生ける実存であるイエス様を心が探し始めた、その瞬間から、
あなたの本当のスピリチュアリティが目を覚まし始めるのです。
それは、誰かに押しつけられるものではなくて、
きっと、あなたの魂が深いところで「もう知っている」感覚。
その扉を開く鍵は、ほかの誰でもなく、あなた自身の中にあります。
わたしは、そんなふうにして、
創造主である神さまと少しずつ、確かな関係を築いてきました。
制度としての“宗教”には縛られず、
でも、イエス様との生きた関係を、
スピリチュアルなよろこびとして、今も毎日、生きています。
もし、今日の文章が、あなたの心にほんの少しでも触れたなら――
どうか、静かにイエス様に話しかけてみてください。
そしてもし、
「イエス様が応えてくれた!」
そんな体験があったら、ぜひわたしにも教えてくださいね。
誰かの祈りが聞かれた話を聞けることが、
わたしの、何よりのよろこびです。
そうやって、今日も誰かと一緒に、
イエス様が“生きている”ことを味わえるのが、
ほんとうに、しあわせなのです。